葛の花エキスには、非アルコール性脂肪肝(NAFLD)の発症を押さえる効果がある

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東洋新薬が販売している葛の花エキスに非アルコール性脂肪肝(NAFLD)の発症を抑制する効果がある事が分り、同社から発表されました。

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葛の花エキスが非アルコール性脂肪肝の発症を抑制する – 東洋新薬が確認

葛の花エキスは、葛の花から製造される素材で機能性食品に使用されています。

例えば、漢方処方の葛根湯などです。
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同社によると、葛の花エキスを継続して体に取り入れる事で、お腹の内臓脂肪や皮下脂肪を低減させる肥満抑制効果があるほか、高脂肪食とアルコール類の摂取による脂肪肝を抑制する効果も確認しています。
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脂肪肝は、肝臓に脂肪が過剰に付きすぎた状態の事で、主な原因としては脂肪分の高い食事やアルコールを多く摂り過ぎた場合がありますが、アルコールを摂取しない場合でも、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼ばれる疾患に陥る可能性がある事が知られていまして、同時に一部のNAFLDは非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)や肝がんに進行する危険性があるとも言われていました。

日本人は特にNAFLDに罹患する場合が多く、成人の約30%、成人男性では5人に2人、成人女性でも5人に1人が、NAFLDの罹患者であるという報告もあるほどです。

こうした背景から今回研究グループでは、人間のNAFLDとNASHに似た症状を発するマウスを使って、葛の花エキスの検証を行ったのです。

具体的には、マウスを葛の花エキスを含む飼料と含まない飼料の2種類に分けて28日間摂取させ、その後に肝臓の中性脂肪含量と脂肪蓄積面積を調べたのです。

その結果、葛の花エキスを含む飼料を与えたマウスで明らかに低い値を示しました。

これによって、葛の花エキスがNAFLDを抑制する効果がある事が分ったのです。

同社ではこれからも葛の花エキスの研究を進めていくそうです。

肥満気味であったり、お酒をよく飲む人には朗報と言えますね。

もちろん、日本人全体の健康面でも注目すべきニュースだと思います。

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監修者 山浦 真理子医師


帝京大学大学院卒業後、世界共通の医学博士号であるPh.D.を取得。米国ワシントンD.C.とニューヨークへ留学経験あり。宇宙環境医学の研究者として論文を執筆。現在は、上用賀世田谷通りクリニックにて内科医として勤務しています。

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