要再検査・要精密検査・要治療といわれたら?

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1964_66中性脂肪の健康診断の結果が返却され、要検査や要治療など、いわゆる「検査に引っかかった」方もいらっしゃるかと思います。

検査結果で異常が見つかった場合、その後どのような行動を取ればよいのでしょうか?
健康診断結果の見方。中性脂肪の正常値・異常値とは?

今回は、検査結果別の対処方法や費用について紹介します。

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健康診断で要再検査といわれたら?

再検査はどこで受ける?費用は?

785_2職場にしろ、自治体で受けた健康診断は、指定されている場合は、記載の病院、そうでない場合は病院で受診します。

中性脂肪の検査は、血液検査なので、医院でも行われています。

もし、大きな病気が潜んでいる場合は、さらに精密検査が必要な場合があるので、様々な検査が行える、総合病院を受診もできます。

費用に関しては、健康診断の再検査の場合は自己負担となります。

再検査にて治療が必要と判断された場合には、健康保険が適用されるので、保険証も忘れずに持参しましょう。

検査の結果、正常だったらもう大丈夫?

再検査を行って正常だった場合は、初めの健康診断にて食事など何らかの原因により、一時的な異常が出てしまった可能性があります。

今回の結果に安堵するだけではなく、食事や運動などを工夫して健康的な生活を意識して送りましょう。

検査の結果、異常だったらどうすればいい?

再検査を行って異常が確定した場合は、医師の元で治療を行う必要があります。

中性脂肪の値やその他関連する項目の検査を、さらに精密検査にて詳しく調べることになります。

健康診断で要精密検査といわれたら?

精密検査はどこで受ける?費用は?

健康診断で要精密検査と言われた場合は、健康診断にて疑わしい所見が見つかったので、治療が必要かどうかを判断するために、より詳しい検査が必要となります。

個人で行っている病院では、できる検査に限りがあるので、一度に全ての検査が行えるよう総合病院がおすすめです。

治療が開始となった場合も考慮して、自宅や職場からの交通アクセスの良いところなら、なお良いでしょう。

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精密検査の結果、正常だったらもう大丈夫?

精密検査の結果、特に異常が見つからなかった場合は、病気そのものにはかかってはいないものの、今後、病気になるリスクがある可能性があり、ボーダーライン上にいるということになります。

今後の生活を見直して、健康管理を行っていく必要があります。

精密検査の結果、異常だったらどうすればいい?

精密検査の結果が異常が確定された場合は、専門医の元で治療を行う必要があります。

健康診断で要治療といわれたら?

健康診断で要治療という結果が出た場合、ショックを受けてしまう方が多いかと思われます。

ここで、きちんと病院を受診して専門医の元で治療を行えば、その後の健康寿命を延ばすことにもつながります。

要治療になってしまったのはどうして?

中性脂肪の健康診断で要治療という結果が出た場合は、中性脂肪の数値やコレステロールなどその他の関連項目と照り合わせて、大なり小なりのリスクや何かしらの病気が見つかったことになります。

専門医の元で、適正な治療を行って病気を治す必要があります。

どんな病院を受診すればいい?

中性脂肪で要治療と言われた場合は、病気の内容にもよります。

例えば、低度の高トリグリセリド血症ならば、食事療法や運動療法、場合によって薬物療法を併用して治療を行っていくことになります。

これらの病院は近所に医院でも行われていますが、精密検査を並行して行うケースが多いので、市立病院くらいの規模の総合病院を選ぶと良いでしょう。

病院で行う検査や治療、投薬の内容は?

785_4中性脂肪の値が基準値外であった場合には、主に循環器疾患のリスクが高まります。心疾患や脳血管疾患のリスクを高める動脈硬化の進行を抑えることが、中性脂肪値を下げる意義です。

一言に中性脂肪が高値と言っても、値ごとにレベルがあり、レベル毎に治療法が異なります。

脂質異常症の治療は基本的に食事療法と運動療法になります。

  • 禁煙、受動喫煙の回避
  • 過食の抑制、適正体重の維持
  • 脂身、乳製品、卵黄の摂取抑制
  • 魚類、大豆類の摂取
  • 野菜、果物、未精製穀類、海藻の摂取
  • 塩分の制限
  • アルコールの制限
  • 有酸素運動(30分以上/日)

が基本となります。

食事や運動の習慣を変えて、数値が下がればよし。もし下がらない場合は薬物治療を検討します。また中性脂肪値が500mg/dl以上の場合、急性膵炎の発症リスクを考え、薬物治療を開始します。

自分で行う生活改善の方法は?

中性脂肪の値が基準値外となった場合は、特定疾患が関与していることがあります。

ここでは、特に中性脂肪が基準値より高めとなった場合について説明します。

中性脂肪の高値は、単純に食べ過ぎが原因であるケースが多くなります。

785_5食べ過ぎによって生じた炭水化物や脂肪などのエネルギーは、肝臓で中性脂肪として合成され、体内に運搬され、体の活動エネルギーとなり、余った分は皮下脂肪となります。

中性脂肪の値を正常にするには、食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎを防ぐこと、適度な運動で消費カロリーをアップし、体内の脂肪を燃焼することが大切になります。
「誰でもできる」にこだわった!インドア派でも続く中性脂肪を下げる有酸素運動・無酸素運動

治療や検査にかかる費用は?

健康診断で要治療となり、病院を受診し、医師から治療が必要と判断された場合は、健康保険の適用となるので、3割の自己負担となります。

病院を受診する際には、保険証を忘れずに持参しましょう。

結論

健康診断の検査の要検査や要治療などの結果に、びっくりしたりショックを受けてしまう方は多いと思います。

健康診断後の病院の受診は任意となりますが、再検査や治療を早期に開始することで、その後の健康寿命に大きな影響を与えます。

健康診断で要検査や要治療の結果が出てしまった場合は、放置せずに必ず病院と受診しましょう。

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監修者 山浦 真理子医師


帝京大学大学院卒業後、世界共通の医学博士号であるPh.D.を取得。米国ワシントンD.C.とニューヨークへ留学経験あり。宇宙環境医学の研究者として論文を執筆。現在は、上用賀世田谷通りクリニックにて内科医として勤務しています。

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