サントリーが海外有名飲料ブランドの買収を進めている理由とは

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006サントリーが、フランスのオランジーナ・シュウェッブス社を買収し、オランジーナを日本国内でヒットさせたことは記憶に新しいですが、そのサントリーがさらなる海外ブランドの買収を加速させています。
参照:Net IB News「M&Aは追い風?向かい風?~サントリーBF」

その背景にあるのがトクホ商品です。
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かつて中性脂肪の吸収を防ぐ『黒烏龍茶』を開発、販売し、大ヒットさせたサントリーですが、その後も次々とトクホ製品を市場に送り出しています。

血圧を抑える『「胡麻麦茶』、脂肪の吸収を抑える『ペプシスペシャル』、さらに新製品として体脂肪を減らすことを助ける『伊右衛門 特茶』など様々なトクホ商品をラインナップしています。

サントリーがこれらのトクホ商品によって健康企業としてのイメージ定着を図っているのには理由があります。

もともと欧米では生活習慣病への対策として健康食品の需要が高いですが、それに加えていま新たな需要が生まれつつあります。

現在、アジア地域や南米など新興国を中心に中所得者以上の人口が増えていますが、彼らが次に求めるのが健康です。

所得向上による栄養事情の急激な改善は、一方で脂肪の摂り過ぎなど生活習慣病の増加につながります。

こうしたニーズが生まれつつある地域に自社の健康食品、健康飲料をいちはやく浸透させることが世界市場で戦っていく中で喫緊の課題になっているのです。
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サントリーは海外の有名ブランドを買収し、そのブランド力を生かしつつ、販売網も利用して新興国や先進国の健康需要を捉えようとしています。

今回のグラクソ・スミスクラインからの飲料ブランド買収も、自社の持つトクホ商品を世界に広めていくための布石であるともいえるでしょう。

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監修者 山浦 真理子医師


帝京大学大学院卒業後、世界共通の医学博士号であるPh.D.を取得。米国ワシントンD.C.とニューヨークへ留学経験あり。宇宙環境医学の研究者として論文を執筆。現在は、上用賀世田谷通りクリニックにて内科医として勤務しています。

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