らっきょうで中性脂肪が下がる!?~すぐれた効果とおすすめの食べ方とは?~

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らっきょうらっきょうはほとんどが甘酢漬けや醤油漬けで食べられています。

カレーの付け合せとして売られてるのは甘酢漬けです。

しかし、らっきょうは好き嫌いが分かれてしまうので、近年はカレーには福神漬の方が多くなってきています。

そんならっきょうは、最近になって健康効果が高いと注目されてきています。

らっきょうは中性脂肪対策として効果があるのかどうか。更に、おすすめの食べ方などを管理栄養士が説明します。

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「らっきょう」ってどんな食べ物?

エシャレットらっきょうは強い匂いが特徴の野菜です。ニラやネギと同じ仲間で、食べ過ぎると胃や腸が荒れてしまうことがあります。

エシャレットはらっきょうを特にやわらかく栽培したものです。

らっきょうはヒマラヤ地方が起源で、日本に伝わったのは9世紀頃と、かなり昔から栽培されている野菜です。

らっきょうの産地は島根県が有名で、大玉のらっきょうである「らくだ」が主力品種です。

日本では鹿児島県と島根県で全体の6割程度が栽培されています。

沖縄県も生産量が多いのですが、沖縄県のらっきょうは「島らっきょう」という種類のらっきょうになります。

旬の時期が短く日持ちがしないので、産地以外にはあまり生食されることはありませんが、産地では、味噌や醤油を付けて生で食べられます。

島らっきょうは、天ぷらや炒め物などで食べられています。

生産量は年々減ってきており、強い臭いが敬遠される理由の1つと考えられています。

しかし近年、らっきょうには高い健康効果があると判ってきており、見直されています。

らっきょうは中性脂肪を下げる?

水溶性食物繊維フルクタン

水溶性食物繊維は様々な種類がありますが、らっきょうに特に多く含まれているのは「フルクタン」です

このフルクタンは中性脂肪を低下させる働きがあります。

フルクタンは食後の血糖値上昇を穏やかにする性質があります。

皮下脂肪や内臓脂肪、使い切れなかった血糖から作られています。

血糖が穏やかに上昇することで、その多くはエネルギーとして使われ、余分な糖質が出ることが少なくなります。

その結果、中性脂肪にならないで済むということになります。

血糖値の急上昇を防ぐと中性脂肪も下がる?血糖コントロールのコツを栄養士がアドバイス

さらに低GIの食品と一緒にフルクタンを摂ると、血中の中性脂肪が筋肉などでエネルギーとして使われるので、さらに効果的と言えます。

らっきょうの持つ効果・効能

フルクタンのコレステロール低下作用

らっきょうフルクタンは水溶性食物繊維の一種です。水溶性食物繊維は、食事として摂ったコレステロールを吸着して体外に出す働きがあります。

さらに、フルクタンは胆汁酸も体外に出す働きがあります。

これにより、肝臓が新たな胆汁を作り出しますが、この時、コレステロールが原料となるため、結果血中コレステロールを下げることにつながります。

中性脂肪を下げるらっきょうの上手な食べ方は?

らっきょうは大玉1日3個程度

らっきょうに含まれる硫化アリルはとても強い成分です。

胃腸が弱い人の場合などは、すぐに胃を痛めてしまうともあります。

なので、らっきょうは1日3個程度が適量です。さらに、らっきょうの甘酢漬けにはたくさんの砂糖が使われていますので、砂糖のとり過ぎで中性脂肪が増加してしまっては本末転倒ですね。

おすすめ「らっきょうドレッシング」

らっきょうドレッシングらっきょうの甘酢漬けはそのまま食べても美味しいのですが、毎日だと飽きてしまいますね。

らっきょうの甘酢っぱさを利用してみましょう。

らっきょうをみじん切りにし、オリーブオイルと混ぜるだけです。

塩コショウで味を整えると、即席のドレッシングになります。

らっきょうだけではなく漬け汁も少し加えると美味しいです。

オリーブオイルも中性脂肪低下の働きがあると言われているので、Wで効果が期待できるドレッシングになります。

まとめ

らっきょうらっきょうに含まれる水溶性食物繊維「フルクタン」は、血糖値の上昇を防ぎ、糖質が中性脂肪に変わるのを減らし、結果として血中の中性脂肪の低下効果が期待できます。

さらに、低GIの食品を一緒の摂ると、筋肉で中性脂肪がエネルギーとして使われることになるので、さらなる中性脂肪効果が期待できます。

らっきょうに含まれるフルクタンは、コレステロール低下の効果もあります。

らっきょうの硫化アリルは刺激が強いので、食べ過ぎると胃腸の調子を悪くすることがあります。

らっきょうは多くても1日大玉3個程度にしておきましょう。

甘酢漬けをそのまま食べてもいいのですが、みじん切りにしてオリーブオイルと一緒にドレッシングにして食べるのもオススメです。

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監修者 山浦 真理子医師


帝京大学大学院卒業後、世界共通の医学博士号であるPh.D.を取得。米国ワシントンD.C.とニューヨークへ留学経験あり。宇宙環境医学の研究者として論文を執筆。現在は、上用賀世田谷通りクリニックにて内科医として勤務しています。

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