アボカドは中性脂肪を下げる効果が!アボカドの栄養成分と女性に人気の魅力とは?

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アボガドアボカドは健康に良い食べ物として数十年前から日本で広まりました。

しかし同時に、アボカドはカロリーが多い食べ物でもあります。積極的に食べて良いのか、控えた方が良いのか悩むところです。

アボカドにはさまざまな健康効果がありますが、中性脂肪対策として効果はあるのでしょうか?

アボカドに入っている栄養成分と、その効果も一緒に管理栄養士が説明します。

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アボカドってどんな食べ物?

森のバターと呼ばれるアボガドアボカドは「森のバター」と言われるくらい、脂肪分の多い食べ物です。トロッとした口当たりは、特に女性に好まれています。

アボカドの主成分は脂肪ですが、その80%は不飽和脂肪酸です。

コレステロールを上げてしまいがちなのは飽和脂肪酸ですので、アボカドの脂はコレステロールを上げる心配があまりない脂と言えます。

アボカドは中サイズの1個で可食部は135g程度、エネルギーは252kcalあります。脂肪が主ですから、カロリー量はやや高めです。

アボカドにはビタミン類が豊富で、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、葉酸、ビタミンE、ビタミンKなどの数多くのビタミンが多く含まれています。

さらに、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富です。

アボカドにはとても多くの種類がありますが、日本では輸入品のハス種と言われるものが一般的に流通しています。

しかし、日本の気候ではハス種は栽培しにくいので、ベーコン種やフェルテ種などが一部の地域で栽培されています。

品種によって味や香りが大きく違い、好みのアボカドを探すのもいいですね。

アボカドに含まれる栄養成分

ビタミンB群

アボカドにはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は主にエネルギー代謝に関わり、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーとして利用するために必要です。

ビタミンB群は単体ではうまく働かず、ビタミン群に属するビタミンB1、B2、ナイアシンなどの栄養素がお互いを補って働きます。

豊富なビタミンB群を一度に摂取できるアボカドは、毎日を元気に過ごすために役に立ちます。そのほか肌の健康を保ったり、神経の働きを正常に保ったりする働きもあります。

グルタチオン

3つのアミノ酸グルタチオンとは、「グルタミン酸」「システイン」「グリシン」の3つのアミノ酸がくっついたものです。

体内でも作られており、肝臓で解毒にかかわる成分です。

肝臓は栄養の工場と言われる臓器です。食べた糖質がエネルギーになったり、中性脂肪に作り変えられるのも肝臓です。

そして、アルコールなどの体にとって毒となる物質を無毒化するのも肝臓です。

肝臓は、毒となる物質が入ってきたら、糖質をエネルギーに変えるなどの通常作業より先に解毒作業を行います。

アルコールを多飲するとその解毒に時間がかかってしまい、糖質をエネルギーに変える作業が遅くなります。

すると、糖質は中性脂肪になって肝臓から出ていってしまうのです。

グルタチオンが肝臓に十分にあると、肝臓での解毒作業が早まり、その分糖質がエネルギーに変わる作業が早まります。

そのグルタチオンが多く含まれているのがアボカドなのです。

アボカドが中性脂肪を下げる?

アボガドアボカドを1日300gと高脂肪食を食べると、中性脂肪値が下がったという研究結果があります。

アボカドに含まれるどの成分が中性脂肪を下げたのかまでは判りませんが、アボカドには中性脂肪を下げる一定の効果があると考えられます。

とは言ってもアボカドそのものは野菜・果実の中では比較的カロリーが高いです。中性脂肪値を下げる、健康によいといって食べすぎると肥満を招く可能性もあります。

アボカドのカロリーは1個あたりおおよそ250kcal強です。1日多くても1個程度を目安にしましょう。

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アボカドで期待できる効果

アボカドにはたくさんの栄養成分が入っているので、アボカドを食べると体の中のエネルギー循環がうまく回ることが期待できます。

アボカドの主な成分は脂肪です。脂肪は高カロリーでありますが、消化に時間がかかる成分でもあります。

つまり、アボカドを食べるとお腹が空きにくくなり、ダイエットに効果的です。

ダイエットを失敗する一番の原因は、空腹です。空腹を我慢できなくなり、お菓子などを結局食べてしまい失敗することが一番多いのです。

アボカドは一見高カロリーですが、腹持ちがいいのでダイエットに有効です。それでも食べすぎには注意が必要です。

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まとめ

アボガドアボカドの脂は不飽和脂肪酸が8割で、体に良い影響をもたらします。アボカドを食べて中性脂肪値が低下したという研究結果もあります。

また、アボカドにはビタミンB群が豊富に含まれているため、毎日の疲労を軽減してくれる働きがあります。

さらに、グルタチオンは肝臓の解毒に関わる成分で、このグルタチオンが多くあると、肝臓での解毒が高まるので、糖質をエネルギーに変える作用も早く進むことになります。

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監修者 山浦 真理子医師


帝京大学大学院卒業後、世界共通の医学博士号であるPh.D.を取得。米国ワシントンD.C.とニューヨークへ留学経験あり。宇宙環境医学の研究者として論文を執筆。現在は、上用賀世田谷通りクリニックにて内科医として勤務しています。

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