中性脂肪を下げる果物選びをアドバイス。おすすめ1位はりんご。みかん、キウイ、ブルーベリー、なしもGOOD

新鮮な果物

フルーツ中性脂肪が気になる人の多くが摂取し過ぎているもの、それは脂質です。近年では、日本人の食事が欧米化していることにより、脂質の多い食事を摂る傾向が強まっています。

本来日本人の和食文化は、バランス良く栄養がとれ、摂取した脂質の分解をサポートする野菜・果物を摂取していたのですが、それが今まさに崩れかかっていると言えます。

栄養学の視点から見ると、1食の中にもう1品、フルーツや果物を取り入れる習慣ができれば、中性脂肪抑制につながります。

その理由は、フルーツや果物には、中性脂肪低下に効果のある成分を含むものがあるためです。

そこで今回は、中性脂肪対策にオススメのフルーツを紹介していきます。

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果物やフルーツと中性脂肪の関係

中性脂肪の多い人は、早食い、肉食生活、運動不足、フルーツや果物や野菜の不足といった生活を送っている場合があります。

このような生活を送っていると、基礎代謝が落ちてしまうだけでなく、血液がドロドロになり動脈硬化・高血圧にも陥りやすい傾向があります。
中性脂肪・動脈硬化が引き起こす病気

しかし、フルーツや果物や野菜を意識的に摂ることで、コレステロールの減少を促すほか、抗酸化作用につなげることもできます。

中性脂肪の減少に重要な水溶性食物繊維、高血圧の予防に効果的なカリウム、LDLや脂質の酸化を防ぐポリフェノール、ビタミンC、ビタミンEなどを摂取することで、食事の面から中性脂肪や血管の状態の改善につなげることができます。

中性脂肪値や血圧など生活習慣病に関わる数値を改善させるにはフルーツや野菜が役に立ちます。普段、野菜は意識して食べてもフルーツはあまり意識しないという人も多いのではないでしょうか?そんな人におすすめなフルーツを紹介します。

中性脂肪を下げる効果のあるフルーツ

りんご

りんご果物の代表格であるりんご。りんごの約85%が水分からできているのをご存知ですか。

そのため、カロリーも低く、中性脂肪を落としたい人におすすめの果物です。

りんごに含まれるペクチンは、腸内に入り込むことで消化物やコレステロールを体外に排出させやすくする作用があり、便秘改善に効果があります。

また、腸内の乳酸菌の発育を促進することで善玉菌を増やし悪玉菌を抑える働きもありますので、腸内環境を整えてくれる効果があります。

また、りんごにはカリウムが多く含まれており、体内の塩分を排出する効果があります。

他にも、りんごの皮と皮下の部分にはりんごポリフェノールが含まれており、中性脂肪の多い人が連動して起こりやすい糖尿病や生活習慣病の予防にもつながります。

ただ、残留農薬が気になるという場合には、皮の部分を食べる前にしっかりと皮の表面を水洗いしておくと残留農薬を洗い流すことができるので安心です。

おすすめは温めて食べること
基本的にフルーツや果物を食べる場合、生食というイメージが強いです。しかしりんごはあたためてもおいしく食べることができます。

アップルパイなど熱して食べる方法というのは、胃の内部を温めることにもつながりますので、下痢予防であったり、胃腸の弱い方にもおすすめの摂り方です。

みかん

みかんみかんといえば、「風邪をひいたときに食べると効く」ということを耳にした人も多いのでは。

みかんは、言わずと知れたビタミンCが豊富に含まれているフルーツです。

抗酸化作用の予防、免疫量の向上、ホルモンの生成促進など体の健康を支える重要な働きの多くを期待できる食べ物なのです。

ビタミンCが不足すると風邪をひきやすくなったり、肌荒れになることもあります。みかんは、健康を維持する上でも非常に重要な役割を果たしているフルーツと言えます。

キウイフルーツ

キウイフルーツキウイフルーツには、カリウム、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれているため、抗酸化作用や血圧を安定させる働きがあるのが特徴です。

しかし、キウイフルーツには糖質が高いというデメリットがあるため、食べ過ぎはよくなく、1日の目安摂取量は1~2個にしておきましょう。
果糖の過剰摂取による中性脂肪の増加やメタボリックシンドロームの悪化に注意

用量を守って食べることで中性脂肪の減少につながりますので食べ過ぎには注意が必要です。

ブルーベリー

ブルーベリーブルーベリーには、青紫色をした色素が特徴のアントシアニンが豊富に含まれています。

他には、紫玉ねぎや紫キャべつもアントシアニンを豊富に含んでいます。

アントシアニンは、強い抗酸化作用を持っており活性酸素を除去する働きに優れている他、食物繊維も豊富なためコレステロール値の減少を促すことで中性脂肪をよく制する効果があります。

細胞は酸化することで老化が促されてしまい代謝も落ちしまうため、抗酸化作用というのは非常に中性脂肪と密接な関係があります。

梨梨も生活習慣病対策に役立つミネラルをたくさん含む果物です。

梨は生で食べるのがメジャーですが、実は温めて食べるのもおすすめです。

梨の時期は秋なので、ちょっと気温が下がり始めるころ合いです。冷え性の女性は体を冷やさずに食べられる温かい梨がいいのではないでしょうか。

梨に含まれている豊富な水分は、喉の渇きや潤いにつながりますので、血中の水分量を増やし血液のサラサラ化にも期待できます。

中性脂肪には関係ないが、食べるとよい果物はバナナ

バナナバナナは、幼稚園でも学校給食でも提供されるほど栄養豊富なフルーツの1種。

血液や筋肉を作り出す源であるタンパク質、カリウム、ビタミンB1、マグネシウムなどが豊富に含まれています。

バナナの場合、美容ビタミンとも言われているビタミンB群が豊富に含まれていることで、体の内部からキレイに美しくなる効果があります。

その他にも、食物繊維が豊富に含まれていることからお腹の調子を整える効果もあり、カリウムも多く女性の悩みであるむくみを解消する効果もあります。

中性脂肪を下げる直接の効果はありませんが、日々の生活に取り入れてほしい果物です。

結論

中性脂肪が高まる要因は多岐にわたりますが、フルーツや果物を食事に取り入れていない人ほど中性脂肪が高い傾向にあります。

フルーツは脂質が少なく、ビタミン・ミネラル・抗酸化物質が多く含まれている食品です。生活習慣病対策に有効なので、1日1回は食事にフルーツを取り入れてみるのはいかがでしょうか?

その上で、果物やフルーツは比較的食べやすくスムージーなど飲み物にも転用できますので、活躍の場は多彩です。ぜひ、食後にもう1品フルーツを取り入れてみてください。

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監修者 山浦 真理子医師


帝京大学大学院卒業後、世界共通の医学博士号であるPh.D.を取得。米国ワシントンD.C.とニューヨークへ留学経験あり。宇宙環境医学の研究者として論文を執筆。現在は、上用賀世田谷通りクリニックにて内科医として勤務しています。

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