中性脂肪を下げるトクホ飲料のイマーク。効果のメカニズムとおすすめの摂り入れ方

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イマーク一時期テレビCMでも見かけたイマーク。現在はネット広告で見かけるようになりました。

中性脂肪が高めの方の中には、イマークについて気になっている人も多いのではないでしょうか?

今回は、保健師・看護師である筆者が、イマークの中性脂肪における作用や、おすすめの摂取方法について紹介します。

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イマークってどんな食品?

イマークは、大手食品メーカーの一つである日本水産株式会社(ニッスイ)から販売されている、中性脂肪を下げる効果があると謳う特定保健用食品(以下トクホ)です。

イマークには、2004年に販売が開始された「イマーク」と2012年にリニューアルされた「イマークS」の2種類のタイプがあります。

<イマーク,イマークS各1本(100 ml)あたりのカロリーと栄養>
  イマーク1本 イマークS1本
エネルギー 65 kcal 26 kcal
たんぱく質 1.7 g 0 g
脂質 4.0 g 2.6 g
炭水化物 5.6 g 0.5 g
ナトリウム 18 mg 65 mg
EPA 600 mg 600 mg
DHA 260 mg 260 mg

イマークとイマークSは両者とも、ヨーグルト風味のドリンクです。

イマークSはイマークが改良されたものです。例えば、イマークSでは、原料に砂糖が配合されなくなり、カロリーが半分以下に。

また、イマークは豆乳ベースであったため、冷蔵保存の必要がありましたが、清涼ドリンクタイプのイマークSになったことで常温保存も可能になりました。

リニューアルしたのに、イマークがまだ販売されている理由は、イマークに慣れ親しんだ消費者のために残しているという、ニッスイのはからいから来ているそうです。

イマークは国のお墨付きのドリンク

数値が下がった男性イマークとイマークSは、「血液中の中性脂肪を下げる効果」が認められ、消費者庁からトクホとして認定された飲料です。

トクホの申請には、メーカーは科学的根拠を提示する必要があります。

実際に、ニッスイでは、イマークの中性脂肪に対する研究が行われました。

具体的には、血液中の中性脂肪値が100~300㎎の人を対象に3か月間、指定のドリンクを飲んでもらうというもの。

その結果、イマークでは2か月で中性脂肪の値が20%低下、イマークSでは1か月から2か月の間に中性脂肪の値が20%下がったことが報告されました。

また、イマークSでは、ドリンクの飲用を中止した後の中性脂肪の値の変化についても、追跡調査が行われました。

結果、イマークSを飲み続けて中性脂肪は下がったものの、飲用中止後の中性脂肪は10%弱の低下にとどまったということです。

このことは、イマークSの飲用を中止したことにより、中性脂肪の値が、元の値に近づいた(高くなった)ことを意味します。

イマーク、イマークSが中性脂肪を下げるメカニズム

中性脂肪を下げる効果が確認されているイマークとイマークS。その秘密はドリンクに含まれている魚油です。

魚油にはDHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)が含まれています。

魚油に含まれているこれらの成分は、もともとイヌイットが肉食にもかかわらず、動脈硬化が少ないことから研究が始まったものです。

DHA(ドコサヘキサエン酸)
DHAを含む青魚DHAは青魚などの魚油に多く含まれる成分で、中性脂肪を下げる効果が研究により明らかになっています。

また、細胞の壁を若く保つ働きがあり、血管がしなやかになったり、赤血球が変形しやすくなります。

それにより、血行が良くなり、高血圧を防ぐ効果があるので、中性脂肪が高めの人が気を付けたい動脈硬化のリスクを下げることが期待できます。

EPA(エイコサペンタエン酸)
EPAはDHAの元になる成分で、中性脂肪を下げる作用のほかにも、コレステロールを下げる働きが確認されています。

また、DHAと同じように、細胞の壁のしなやかにする働きがあり、血行を良くすることで、動脈硬化を防ぎます。

さらに、EPAには、血液のドロドロの要因の一つである、血小板の集まりを抑える働きがあり、血液をサラサラに保つことが期待できます。

この作用より、EPAは現在医療の場で、医薬品としても使用されています。

おすすめの人と摂り方

中性脂肪が気になる人も、安心してその効果を期待できるのが、イマークとイマークS。

特にすすめしたいのが、日頃魚をあまり食べない方。

なお、メーカーでは、中性脂肪を下げるために、1日1本のイマークかイマークSを飲むことが薦められています。

ちなみに厚生労働省では、オメガ3系の脂肪酸の1日の摂取目安量を30-40代男性で2.1g、30-40代女性で1.6gとしています。

この半分をDHAやEPAを含む魚油から摂取するとすれば、1本を摂取すれば目安量を摂取することができます。

鞄に入れて持ち運びやすいイマークSイマークを飲む時間帯については特に指定はありませんが、継続して飲むことで中性脂肪を下げる効果が持続されるようです。

ただ、飲むのを止めて、中性脂肪が元に戻ったというのは、日々の生活習慣が改善されていないということ。イマークを飲むにしても、日頃の自分の食生活の改善をしながら、取り入れるようにしましょう。

イマークとイマークSのどちらがいいかはお好みになります。

個人差もあると思いますが、イマークSの方が飲みやすい味だそう。そのほかカロリーを気にしている人や、出先にドリンクを持参したいという人は、イマークSが向いているでしょう。

イマークを飲むときの注意点

イマークとイマークSドリンクに含まれているEPAは、血液をサラサラにする一方で、過剰に摂取すれば血が止まりにくくなるという副作用もあります。

もともと、高脂血症薬とも使用される「エパデール」やその他の抗血栓薬を内服中の方、出血傾向のある方は、医師に相談してから飲むようにしましょう。

結論

「イマーク」「イマークs」はニッスイから販売されている、魚油入りのトクホのドリンクです。

中性脂肪を下げるのに効果があるとされるDHAやEPAを含んでおり、その効果も国により確認された安全性の高い商品です。

中性脂肪の高めの人や、魚をあまり食べない人は、イマークやイマークsを試してみてはいかがでしょうか?

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監修者 山浦 真理子医師


帝京大学大学院卒業後、世界共通の医学博士号であるPh.D.を取得。米国ワシントンD.C.とニューヨークへ留学経験あり。宇宙環境医学の研究者として論文を執筆。現在は、上用賀世田谷通りクリニックにて内科医として勤務しています。

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