黒酢は中性脂肪・疲労回復・脂肪燃焼に効果あり!おすすめの飲み方・タイミング

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1208_1ダイエットに効果があり、中性脂肪を下げるとされる黒酢。

黒酢は健康食品でも人気の商品です。

黒酢はどのようなメカニズムで中性脂肪を下げることができるのでしょうか?

今回は、黒酢の中性脂肪を下げる仕組みと、中性脂肪が気になる方へおすすめの黒酢の上手な摂取方法について保健師が紹介します。

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黒酢ってどんな食べ物?

黒酢は醸造酢の一種で、米酢を1年から3年かけて発酵、熟成したものを言います。

製法過程で、原材料の米酢に含まれるアミノ酸が、自然な黒褐色になり、まろやかな風味を引き出します。

黒酢100g あたりに含まれるカロリーと栄養素

エネルギー 46 kcal
炭水化物 11.5 g
タンパク質 1.2 g
脂肪 0 g
塩分 0.1 g

熟成された黒酢には、原料の米酢と比較して、必須アミノ酸が多く含まれています。

必須アミノ酸は、人間が体内で合成できないアミノ酸のことで、黒酢には全9種類のうち8種類の必須アミノ酸を含まれています。

黒酢が中性脂肪を下げるメカニズム

アミノ酸

黒酢に含まれているアミノ酸は、脂肪細胞中にあるホルモン感受性リパーゼを活性化させることで、脂肪分解を促します。

体に蓄えられた中性脂肪の分解が促されることで、中性脂肪の値を下げる効果があります。

特に、運動前にアミノ酸を摂取すると、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられた中性脂肪が分解され、血液中に送りこまれた中性脂肪を、エネルギーとして効率的に使用できます。

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酢酸

人間の体には脂質や糖質、アミノ酸をエネルギーに換えるクエン酸回路という代謝システムがあります。

酢酸は体内に摂取されるとクエン酸に代わり、クエン酸回路で行われる代謝を促すことで、脂肪の燃焼を促進させます。

クエン酸回路では、血液中の老廃物を取り除くなど血液を浄化する働きもあり、動脈硬化による脳や心臓の病気を防ぐことができます。
中性脂肪・動脈硬化が引き起こす病気

中性脂肪が高い人に適した黒酢の摂り方

1 日の目安量とおすすめの飲み方

中性脂肪を下げるために、黒酢を飲む場合は一日15ml~30mlを目安にします。

黒酢はそのまま飲むのでは酢酸による刺激が強いので、水に薄めたり、ジュースに混ぜたりして摂取します。

高濃度の黒酢を飲んで、その後腹痛・無尿などの副作用が出たという報告もあるので、原液をそのまま飲まないよう注意してください。

また、空腹時に黒酢を摂取すると、胃が荒れることもあります。

黒酢を水で割って飲む場合、大さじ一杯の黒酢に水30ml程度を加えて飲みます。

酢の味が苦手に感じる人は、オリゴ糖やハチミツを入れると飲みやすくなります。
砂糖・ハチミツ・パルスイート・オリゴ糖、中性脂肪対策になる甘味料はどれ?

1208_3最近では、すでに希釈された黒酢ドリンクも販売されているので、自分にあったものを見つけてみると良いでしょう。

また、黒酢は他に飲み物としてだけでなく、料理酢として使うこともできます。

サラダのドレッシングや酢豚、マリネに使用したりすることで、黒酢のまろやかさが加わるので、料理にバリエーションが広がります。

中性脂肪を下げるにはいつ摂取するのが効果的?

黒酢は飲めば中性脂肪が下がるというような魔法の飲み物ではありません。

先に説明したように、黒酢に含まれるいくつかの成分は中性脂肪が燃えるのを助ける働きがあります。

中性脂肪を下げるのに黒酢を飲むのなら、効果的なのは運動前です。

黒酢には体内のエネルギー生産を行う代謝をサポートする働きもあるので、運動後の疲労を少なくできます。

運動前に黒酢ドリンクを飲んで、効率よく体脂肪を燃やし、中性脂肪の値をコントロールしていきましょう。

反対に、黒酢の摂取を控えたい時間帯は就寝前です。

黒酢に含まれている酸は、歯を溶かす作用もあるので、虫歯ができやすい夜間に飲むのはおすすめできません。

普段、黒酢を飲んだ後は軽く口をすすぐなどして、口の中に酸が残らないようにしてください。

黒酢と合わせて摂りたい栄養素

カルシウム

1208_4黒酢と合わせて摂りたい栄養素がカルシウムです。

カルシウムは吸収率の低い栄養素の一つで、各食品に含まれるカルシウムの体内吸収率は、牛乳が40%、小魚が33%、野菜類19%とされています。

黒酢に含まれている酢酸は、体内のカルシウムと結び付くことで、カルシウムの吸収率が高まることが分かっています。

黒酢と牛乳にハチミツを入れれば、ヨーグルト風のドリンクになり、飲みやすくなりますよ。

結論

黒酢には、豊富なアミノ酸や酢酸など、中性脂肪を下げるのに役立つ成分が含まれています。

ただ、黒酢だけ飲んでいてて、中性脂肪を下げるというわけではないので、運動前に飲んだり、補助的に摂取することで中性脂肪を下げることができます。

また黒酢は、飲み物にしたり料理などにも使って、飽きないように工夫したいですね。

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監修者 山浦 真理子医師


帝京大学大学院卒業後、世界共通の医学博士号であるPh.D.を取得。米国ワシントンD.C.とニューヨークへ留学経験あり。宇宙環境医学の研究者として論文を執筆。現在は、上用賀世田谷通りクリニックにて内科医として勤務しています。

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